2021年はインテリアのトレンドが大きく変化する年であると言われることも少なくありません。これまで続いていたミレニアムピンクと言われる淡い桃色の流行が廃れ始めており、これに変わって新しい色合いに人気が移っている傾向があります。ミレニアムピンクは2000年当初から非常に落ち着いた明るい色と言うイメージがあり、様々な場面で幅広く利用されてきましたが、20年経過した現在では多少飽きられてしまっている面も多く、これに変わって比較的クールな色調が注目されている傾向が強くなっています。
最新のカラーとしては、ティールと呼ばれる鴨の羽のような青緑色や、深緑といった落ち着いた多少冷たさを感じさせるような色が人気が高まっており、このような落ち着きを持つことができる色合いが非常にオシャレであると注目される傾向があります。これは従来のような美しさだけを求めるようなインテリアではなく、機能性を重視したインテリアにそのトレンドが映る傾向があるためです。
2000年以降これまでの収納が多い個別に区切られた家のレイアウトから、全てをオープンにするようなレイアウトが非常に好まれるようになってきました。キッチンやリビングもできるだけそのスペースを広くするために収納部分を減らし、全体に明るい色で統一しようとする風潮が強かったものです。しかし最近では様々なものが雑然と置かれてしまうことを嫌い、やはり収納スペースはあった方が良いと言う考え方を持つ人も増えてきました。そのため、キッチンに関しては従来のオープンキッチンから収納が多い昔ながらのキッチンの人気が高まっており、これに合わせて壁になるような部分が増えることから圧迫感が強い色ではなくクールな色が好まれ始めるようになっているのです。
2021年のインテリアは、快適さとともにそれぞれのアイテムの素材を生かしたカラーが非常に注目されるようになっているのが特徴です。これまでは同じような色で統一すると言う風潮が強かったのですが、2021年からはそれぞれの特徴を生かした色合いを上手に組み合わせることによって、統一感と個性を両立させるようなインテリアが注目されるようになる傾向があります。そのため同じような色で統一するのではなく、それぞれの素材を生かしたカラーを上手に組み合わせることが非常に効果的な方法であると考えられ、そのようなイメージが流行すると言われています。
2021年の様々な色合いの使い方はいろいろなサイトで特集されているので、これを参考に自分なりのカラーを選んで利用することが良い方法です。