お風呂は、心と体に溜まった一日の疲れを解消できる空間です。温かいお風呂にゆっくり浸かることによって、心と体をリフレッシュして翌日以降の活力にしている人も多いでしょう。そんな一日の疲れを取り除く癒し空間だからこそ、こだわりたいのは居心地の良さです。居心地の良い癒し空間なバスルームなら、さらにリフレッシュできるようになります。
癒し空間のバスルームを作るなら、こだわりたいのは素材です。一般的にはタイルなど無機質な素材を使っていますが、居心地の良い空間にしたいなら木材を使用するのがお勧めです。自然素材の木材には独特の温かみがあり、見るだけで温もりを感じられ心がリラックスできます。木材に囲まれた湯船に浸かれば、温かみのある雰囲気でリラックス効果は高まり疲れも吹き飛ばせるでしょう。しかし一口に自然素材の木材と言っても、いろいろな種類があります。たとえば色味一つとってもさまざまな違いがあるので、使用するならそれぞれの特徴を理解しておきましょう。暗めのダークウッドは、重厚感のある雰囲気になります。木目と色味によってエレガントな雰囲気になるので、高級感のあるバスルームにしたいならおすすめです。反対にナチュラルやホワイト系なら、バスルームの雰囲気は明るく優しい癒し空間になります。
光が降り注ぐ明るい空間なので、嫌なことがあった一日でもお風呂に入れば全て忘れられるかもしれません。居心地の良い癒し空間を作りたいなら、木材だけではなくその他の素材や照明にもこだわりましょう。たとえばダークウッドと石材と組み合わせることによって重厚感をより高められますし、照明の使い方一つで温かみのある雰囲気をさらにアップできます。それぞれのポイントを上手に使うことこそ、居心地の良い空間を作るためには重要です。一昔前までは住宅の素材にこだわる人は少なく、雰囲気よりも予算を重視する傾向が強くありました。しかし近年では使用する素材まで徹底的にこだわる人は多く、自然素材の家も珍しくありません。
多少予算がアップしてもこだわりのある家づくりをしたいと考える人が増えた結果、バスルームにも温かみを求める人が増えています。もしお風呂が好きで家を建てるときにこだわりたいなら、設計担当者と納得できるまで打ち合わせを繰り返しましょう。素材にまでこだわり理想を実現した温かみのある空間ができれば、お風呂から出たくなくなるほどお気に入りの場所になるはずです。