居心地の良いマイホームや快適な空間に癒しのインテリア、もとい観葉植物にとって床暖房は天敵です。はっきり言って、観葉植物と床暖房の相性は最悪です。または、観葉植物の横に暖房が搭載されている住宅も気を付けなくてはなりません。観葉植物の原産地は熱帯地方といった南国であるため、気温が下がる冬場の冷気は枯れてしまう原因として知られています。少なくとも春から秋にかけて施してきた管理方法では通用せず、冬場ならではの管理方法で何とか寒い季節を乗り越えなくてはならないです。まずは室内に取り込み、窓や玄関など冷気が通りやすい場所は避け、なるべく暖かい場所に置きます。
しかしここで勘違いしてはいけないポイントは、気を付けるのは冷気だけではなく、乾燥にも注意を払わなくてはならない事です。乾燥もまた植物が枯れる代表的な原因で、そのため冬の水やりは与えすぎないように気を付けつつ、たくさん水を注ぐのが肝要となります。与えすぎてしまうと程良く乾燥しきれなかった水分が土の中で凍り、根を傷つけたり、腐らせたりするリスクが高いです。水やりは土の表面が乾いた2日から3日後に行う事、受け皿を用意して溜まった水は捨てる事、暖かい日の午前から正午以内に行う事がポイントになっています。
この水やりは基礎中の基礎ですが、ここまで気を配って防がなくてはならないほどに乾燥は要注意です。観葉植物の乾燥状態は暖房機器によってもたらされ、なかでも床暖房は床から直接内部を暖めてしまうため、熱がこもりやすくなります。そうなってしまうと根が茹で状態になり、結果的に根腐れや病気になるリスクが高まるなどの悪影響はあり得ますが、ダンボールなど鉢に直接床が触れないようにすれば、回避は可能です。
そもそも鉢の下にダンボールを敷いたり、紙袋で囲んだりする方法は寒さを防ぐ工夫として親しまれています。けれども鉢の下にダンボールを敷く方法は床からの冷気だけでなく、床暖房が搭載された住宅であれば、床からの熱を緩和し、根腐れや病気といった悪影響を防ぐやり方としてお勧めです。鉢の下に敷く代物は熱を緩和できるなら何でもよく、発泡スチロールや断熱シートでも推奨できます。もしも下にしかない場合は風よけなど寒さ対策をしっかりしてから、窓際など床暖房の暖かさを避けられる場所に移動させるのが妥当です。寒さに晒されるものの、熱に当てられて根に悪影響を与えられるよりは柔軟に、なおかつ簡単に対応ができます。
観葉植物を枯らさずに冬越しをさせるポイントリスト!
観葉植物はインテリアでも非常に人気を集めていますが、先にも述べましたように、その多くは熱帯が原産となっていることから、寒さに弱いのが1つの特徴です。観葉植物が冬を迎えて元気がなくなり枯れてしまったと言うケースも非常に多く見られます。観葉植物 冬越しは難しいと思っているかもしれませんが、ポイント6つを抑えればそれほど難しい事はありません。観葉植物を冬越しさせるポイント6つをリストで紹介します。
まず第一に挙げられることとしては、種類ごとの耐寒温度を把握しておくことです。植物は原産地や自生する場所の気候により体感声を大きく異なります。熱帯地方で実践する観葉植物は暑さには強いものの、寒さに弱く、部屋の室温は非常に重要です。品種改良が進んでいる書類等は、耐寒性があがっていることもあるでしょう。現在育てている植物の耐寒性を調べておくことがまずは大切です。そして2つ目には水のやりすぎに注意することです。冬は水を吸い上げる力も弱くなってしまうので、夏のように頻繁に水やりをすると根腐れを起こします。次に、葉っぱが乾燥したら葉水を行うことです。観葉植物 暖房やストーブを使う冬は室内で乾燥が進むことがあります。葉っぱの水分が失われるとはが傷んでしまうため、葉に霧吹きで濡らす葉水を行いましょう。
そして室温の保てる場所に置くことです。基本的には日当たりの良い場所におくことが重要です。しかし昼の時間帯と夜の時間帯の寒暖差が激しいとストレスにもなります。日中は観葉植物 暖房をつけている部屋も、夜に暖房を切ると部屋が寒くなることもあるでしょう。寒暖差が激しいと枯れてしまうこともあるため、室温が保たれた部屋に移動させるなど、できるだけ寒暖差が起こらないようにすることが大切です。