ボタニカルガーデンなどというと、聞きなれない人も多いかもしれません。その筋に詳しい人ならばすぐにわかるでしょう。簡単に言うと植物園のことです。それを部屋の一角に作ってしまおうという計画です。
部屋の一角をそのようにすると、どのような変化があるのでしょうか。まずは心の変化です。植物が部屋の中にあるだけでも、心地よい感覚1日中なれます。それが心の平静につながるのです。イライラする時も人間はありますが、その時にふとその植物に癒されるという事があるのではないでしょうか。自分の部屋は常に美しくしておきたいものですが、それが心の平静につながります。しかし部屋の中が殺風景でなにもない状態では幾分寂しいものです。ですから部屋のワンコーナーを綺麗な花や植物で飾るボタニカルガーデンは、精神衛生上好ましいものではないでしょうか。
とくに花を飾る場合にはカラフルで、色とりどりで良いのですが、グリーンに彩られた植物は目を休めるためにも良いのです。インターネット時代であり、小さい文字などで目が疲れやすい人もかなり増えていることでしょう。そのような時に部屋の緑色のそれを見るだけでも、目の疲れが取れるのです。
このようにへやをコーディネートして、ガーデンを作ることにより、精神や肉体の疲れをいやす効果があります。ですが、ただ単に花を置くのではなく、それなりの雰囲気を醸し出すように、飾り付けるようにしましょう。
部屋は人が居住するところですから、部屋全体をこのようにコーディネートするわけにはいきません。庭だったら全体的にボタニカルガーデン風にすることが出来ます。ただしそれは庭のある戸建に住んでいる場合のみです。マンションやアパートに住んでいる場合には、それは不可能なことです。そのような場合には部屋の一角を使って行うわけです。
花などもいろいろなものがありますが、自分が見て落ち着くような色合いの花を置いた方がよいのです。置いただけで目がちかちかするようなものはなるべく避けたいものです。基本的にはグリーンを基調として、壁や天井の一部も使って部屋のワンコーナーにガーデンを作ります。面積はさほど大きくなくてもよいのです。大きくすると他の物がおけなくなります。ましてや洋室の場合にはベッドやタンスなどもあるでしょう。ですから、部屋の片隅をそのようにコーディネートするのであれば、あまり面積を取らずに手間のかからないように心がけましょう。