お洒落で心地良いトレンドの1つといえば、黒いインテリアドアが挙げられます。ドアの定番は比較的明るい色や落ち着いた色で、ナチュラルな木製に近いものが人気の傾向でした。ダーク系のドアもありますが、あくまでも木材を使用した居心地のいいタイプですし、黒とは掛け離れた色をしているのが一般的です。こうしたナチュラルな色が人気の理由はやはり、癒しや居心地の良い感じを楽しめるからだと思われます。
しかし海外スタイルはもっと自由度が高く、黒い色をインテリアに採り入れるのも厭わない傾向です。その影響を受けて、日本でも黒いドアを採り入れたホームインテリアが注目を集めています。黒いインテリアは室内にあると目立ちますが、玄関に用いると重厚感や高級感を演出できますし、アクセントにもなるのが魅力的なところです。一方、インテリアだと白い壁紙との対比で存在感が増したり、何か特別な部屋を思わせる雰囲気が醸し出されます。
色の印象は結局受け取り方次第ですが、一般的には威圧感を感じさせる使いにくいイメージです。ところが、木材を始めとしたナチュラルな素材と組み合わせると、重厚感や威圧感は緩和されて高級感が残ります。また拒絶反応が薄まり、逆にアクセントを好ましく思ったり愛着が湧くことにもなります。一枚板だと流石に怪しさが強まってしまうので、デザインや窓の部分を大きくするなどの工夫が必要です。
採光の仕方に拘ると、格好良くもお洒落で居心地の良い雰囲気にもなりますから、全体から見れば小さなことですが重要性は高いです。それと周辺環境との組み合わせやコントラストの影響を受けやすいので、トータルコーディネートでホームインテリアを考えることが、黒いドアを上手く採り入れるコツです。海外スタイルを参考にすると、日本のインテリアと比べて多様性が見られますし、意外な使い方で驚かされることが度々あります。
もっと自由に楽しんでも良いのだと勇気が湧いたり、同じ色でも使い方次第で印象が変わることに気がつきますから、海外スタイルをお手本に実践してみるのはおすすめです。黒がお洒落にも癒しにも使える事実を目の当たりにすれば、ホームインテリアの楽しみ方の可能性はもっと広がるでしょう。黒の衣類を身につけたり黒で埋め尽くされた空間にいると落ち着く、そういう人は海外スタイルを楽しめる素質ありです。居心地の良い空間にできるかどうかはホームインテリアのセンス次第なので、トレンドの傾向を掴んだり知識を頭に入れて挑戦することをおすすめします。